【2002-2025年】税理士試験 事業税 科目別統計データ(第52回~第75回)
税理士seekの試験データページでは、国税庁公式資料(税理士試験結果)を一次ソースとし、2005年から継続収集したデータを独自に集計・加工しています。指数化など、公式にはない切り口で分析を提供します。
このページは科目別カテゴリの中で、事業税の受験者数・合格者数・合格率を第52回(2002年)から第75回(2025年)まで24年間収録しています。最新データ:受験者指数66.1、合格率12.3%。
📊 科目別比較
📒 簿記論
📊 財務諸表論
💰 所得税法
🏢 法人税法
🏠 相続税法
🛒 消費税法
🍶 酒税法
📜 国税徴収法
🏘️ 住民税
💼 事業税
🏗️ 固定資産税
📐 指数化について 指数化の計算式
当ページでは第52回(2002年)を100として指数化しています。
指数 = (当年の値 ÷ 基準年の値) × 100
事業税の特徴・プロフィール
【科目区分】税法科目(選択科目)※住民税または事業税のいずれか1科目のみ受験可
【概要】
事業税は、個人事業税と法人事業税に関する地方税の科目です。特に法人事業税は法人税法と計算体系が類似しているため、法人税法の学習経験がある受験生にとっては効率よく学習できる科目です。税理士試験の中では受験者数が最も少ない科目の一つです。
【出題範囲】
地方税法(事業税に関する部分)、同法施行令、同法施行規則等。
【出題形式】
理論問題と計算問題が出題されます。試験時間は2時間。理論は事業税の課税の仕組みや制度の説明、計算は法人事業税の税額計算(付加価値割・資本割・所得割・収入割)が中心です。
【特徴】
法人税法の知識がベースになるため、法人税法の学習者・合格者にとって学習負担が軽いのが最大の特徴です。外形標準課税(付加価値割・資本割)など事業税独自の論点もあります。学習ボリュームは比較的少ないですが、受験者数が極めて少なく、専門学校での講座開講も限定的です。
受験者構成比 -全科目における事業税の割合-
最新(2025年)
累計(2002~2025年・24年間)
事業税の受験者構成比は、累計0.9%に対し、最新2025年は0.6%で0.3ポイント縮小。
住民税との選択制であり、受験者数は全科目中最少クラスです。
受験者指数(第52回=100)
| 試験回 | 年度 | 事業税 | 全科目平均 |
|---|---|---|---|
| 第75回 | 2025年 | 66.1 | 69.7 |
| 第74回 | 2024年 | 53.1 | 67.5 |
| 第73回 | 2023年 | 53.3 | 65.2 |
| 第72回 | 2022年 | 57.4 | 63.6 |
| 第71回 | 2021年 | 64.4 | 61.3 |
| 第70回 | 2020年 | 71.4 | 61.0 |
| 第69回 | 2019年 | 83.6 | 67.3 |
| 第68回 | 2018年 | 89.1 | 70.8 |
| 第67回 | 2017年 | 105.8 | 74.9 |
| 第66回 | 2016年 | 120.7 | 81.2 |
| 第65回 | 2015年 | 136.0 | 88.3 |
| 第64回 | 2014年 | 164.4 | 96.0 |
| 第63回 | 2013年 | 185.9 | 104.5 |
| 第62回 | 2012年 | 191.7 | 109.8 |
| 第61回 | 2011年 | 195.3 | 112.7 |
| 第60回 | 2010年 | 200.2 | 114.8 |
| 第59回 | 2009年 | 182.1 | 112.5 |
| 第58回 | 2008年 | 165.2 | 108.0 |
| 第57回 | 2007年 | 153.3 | 109.1 |
| 第56回 | 2006年 | 128.4 | 108.0 |
| 第55回 | 2005年 | 106.0 | 106.8 |
| 第54回 | 2004年 | 100.2 | 107.3 |
| 第53回 | 2003年 | 96.2 | 103.2 |
| 第52回 | 2002年 | 100.0 | 100.0 |
【受験者数の24年間推移】
事業税の受験者指数は66.1で、減少傾向を示しています(基準年比33.9ポイント減)。
法人税法との相乗効果
事業税の計算体系は法人税法がベースになっています。法人税法の学習経験がある受験生にとっては、追加の学習負担が少なく、効率的に科目合格を狙える組み合わせです。
合格者構成比 -全科目における事業税の割合-
最新(2025年)
累計(2002~2025年・24年間)
事業税の合格者構成比は、累計0.8%に対し、最新2025年は0.4%で0.4ポイント縮小。
合格者指数(第52回=100)
| 試験回 | 年度 | 事業税 | 全科目平均 |
|---|---|---|---|
| 第75回 | 2025年 | 58.5 | 87.6 |
| 第74回 | 2024年 | 52.3 | 81.7 |
| 第73回 | 2023年 | 63.1 | 83.1 |
| 第72回 | 2022年 | 58.5 | 80.7 |
| 第71回 | 2021年 | 58.5 | 70.7 |
| 第70回 | 2020年 | 67.7 | 74.6 |
| 第69回 | 2019年 | 89.2 | 82.2 |
| 第68回 | 2018年 | 70.8 | 72.9 |
| 第67回 | 2017年 | 90.8 | 85.6 |
| 第66回 | 2016年 | 112.3 | 85.9 |
| 第65回 | 2015年 | 133.8 | 95.5 |
| 第64回 | 2014年 | 160.0 | 98.8 |
| 第63回 | 2013年 | 161.5 | 112.9 |
| 第62回 | 2012年 | 136.9 | 129.0 |
| 第61回 | 2011年 | 241.5 | 135.4 |
| 第60回 | 2010年 | 172.3 | 124.6 |
| 第59回 | 2009年 | 181.5 | 123.4 |
| 第58回 | 2008年 | 120.0 | 110.1 |
| 第57回 | 2007年 | 106.2 | 108.1 |
| 第56回 | 2006年 | 116.9 | 106.4 |
| 第55回 | 2005年 | 106.2 | 108.1 |
| 第54回 | 2004年 | 86.2 | 104.5 |
| 第53回 | 2003年 | 95.4 | 107.7 |
| 第52回 | 2002年 | 100.0 | 100.0 |
【合格者数の推移】
合格者指数は58.5で減少しています。
合格率
| 試験回 | 年度 | 事業税 | 全科目平均 |
|---|---|---|---|
| 第75回 | 2025年 | 12.3% | 15.0% |
| 第74回 | 2024年 | 13.7% | 14.4% |
| 第73回 | 2023年 | 16.4% | 15.6% |
| 第72回 | 2022年 | 14.1% | 15.1% |
| 第71回 | 2021年 | 12.6% | 14.2% |
| 第70回 | 2020年 | 13.1% | 14.9% |
| 第69回 | 2019年 | 14.8% | 14.5% |
| 第68回 | 2018年 | 11.0% | 12.5% |
| 第67回 | 2017年 | 11.9% | 14.3% |
| 第66回 | 2016年 | 12.9% | 12.9% |
| 第65回 | 2015年 | 13.6% | 13.6% |
| 第64回 | 2014年 | 13.5% | 13.1% |
| 第63回 | 2013年 | 12.0% | 13.4% |
| 第62回 | 2012年 | 9.9% | 14.5% |
| 第61回 | 2011年 | 17.1% | 14.0% |
| 第60回 | 2010年 | 11.9% | 12.9% |
| 第59回 | 2009年 | 13.8% | 12.9% |
| 第58回 | 2008年 | 10.1% | 12.4% |
| 第57回 | 2007年 | 9.6% | 12.0% |
| 第56回 | 2006年 | 12.6% | 12.2% |
| 第55回 | 2005年 | 13.9% | 12.4% |
| 第54回 | 2004年 | 11.9% | 11.9% |
| 第53回 | 2003年 | 13.7% | 13.0% |
| 第52回 | 2002年 | 13.9% | 12.4% |
【合格率の状況】
最新年の合格率は事業税が12.3%です。
外形標準課税が差をつける
事業税の計算問題では、法人税法の知識で対応できる所得割に加え、付加価値割・資本割という事業税独自の論点があります。この外形標準課税の理解が合否の分かれ目になりやすく、法人税法の延長だけでは対応しきれない部分です。
総括
【事業税の24年間推移まとめ】
最新受験者指数66.1(減少傾向)、最新合格率12.3%。
累計受験者数は13,459人、累計合格者数は1,716人。
→他の科目と比較する
法人税法との組み合わせが王道
事業税を選択する受験生の多くは、法人税法との組み合わせで受験しています。法人税法で学んだ所得計算の知識をそのまま活かせるため、追加の学習時間を最小限に抑えて科目合格を積み上げることが可能です。法人税務に特化したキャリアを目指す場合に特に有効な選択です。
学習環境の制約
住民税と同様、受験者数の少なさから大手専門学校でも事業税の講座を開講していないケースがあります。独学を前提に教材を確保する必要がある場合も多く、受験を検討する際は事前に学習環境を確認することが重要です。
📝 どの科目が気になる?
賢い選択。まず1科目取って勢いをつけよう
科目合格制を活かして確実に積み上げる戦略。
実務直結の科目は学習モチベも続きやすい
仕事で使う知識なら学習効率も上がる。
科目選びは合否を左右する。プロに相談が近道
無料カウンセリングで最適な科目を見つけよう。
よくある質問(FAQ)
Q. 事業税と住民税、どちらを選ぶ?
事業税と住民税は選択制(どちらか一方のみ受験可)です。法人税法を学習済み・受験済みなら事業税が有利です。所得税法を学習済みなら住民税との親和性が高くなります。自分が学んだ税法科目との相性で判断するのが合理的です。
Q. 事業税は実務で役立つ?
法人の決算・申告業務では、法人税・消費税に加えて法人事業税の申告も必要です。特に外形標準課税の対象法人(資本金1億円超)を顧問先に持つ場合、事業税の専門知識は直接役立ちます。法人税務を主軸とする税理士にとって、地方税の知識は実務の幅を広げます。
Q. 事業税の合格に必要な学習時間は?
一般的に200〜300時間程度と言われています。法人税法の学習経験がある場合は、さらに短縮が可能です。ただし外形標準課税など事業税独自の論点には別途時間を確保する必要があります。
→講座比較する。
出典・データソース
一次ソース:国税庁「税理士試験結果(確定値)」
本ページのデータは上記の国税庁公式資料を一次ソースとし、税理士seek(shikakuseek.com)が独自に集計・加工を施しています。
累計データ(2002~2025年・24年間)
| 項目 | 値 |
|---|---|
| 科目 | 事業税(税法科目・選択) |
| 累計受験者数 | 13,459人 |
| 累計合格者数 | 1,716人 |
| 累計合格率 | 12.7% |
データの信頼性
当サイトは2005年から資格試験データを継続収集しています。
引用について
コピペ用要約
・受験者指数変化:100.0→66.1
・合格者指数変化:100.0→58.5
・最新2025年 合格率:12.3%
・24年累計 受験者数:13,459人
・24年累計 合格者数:1,716人
・24年累計 合格率:12.7%
・全科目に占める受験者割合(24年累計):0.9%
出典:税理士seek https://www.shikakuseek.com/tax/data/sub-jigyo.html
引用ルール
一次ソースは国税庁公式資料です。本ページの指数化などの独自集計・加工部分を引用・転載する場合は、当ページURLを出典として明記してください。