65歳以上(65~69歳)で不動産取引業に入ったら、年収いくら?【2024年厚労省統計・学歴別・男女別】
📌 このページについて: 不動産取引業は、売買仲介・開発分譲など成果報酬型の業種です。65~69歳は定年後のセカンドキャリア期であり、長年培った人脈と経験を活かして働き続けるベテラン営業マンが多い年代。本ページは、65~69歳で不動産取引業に従事している方・シニア世代の働き方を検討している方向けに、実際の給与水準を厚労省統計から分析したものです。
65~69歳は不動産取引業でシニア活躍期。2024年の平均年収471万円と、60~64歳(639万円)から168万円(-26%)減少しますが、過去15年平均を大幅に上回る好調な年です。
厚生労働省の統計データから、学歴別・男女別の給与実態を正確にお伝えします。
データ出典: 政府統計の総合窓口「賃金構造基本統計調査」(2024年) | 対象: 民営事業所(10人以上)、65~69歳
年収算出方法: きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額
💰 2024年最新:65~69歳の給与実績
65~69歳で不動産取引業に従事している場合、2024年の給与は以下の通りです。シニア世代でも成果次第で高収入を維持できる業態です。
【2024年】全体平均
471万円
月給32.1万 | 賞与86万
【15年平均】全体平均
393万円
月給29.0万 | 賞与46万
2024年 vs 15年平均
+78万円
+20%上昇
65~69歳で不動産取引業に従事している場合、2024年の年収は約471万円。月給は約32.1万円です。過去15年平均(393万円)と比較して78万円(+20%)高く、2024年は好調な年です。勤続年数15.5年、平均年齢67.3歳と、長期勤続のベテラン営業マンが65歳以降も継続して働いています。60~64歳(639万円)からは168万円(-26%)減少しますが、成果次第では高収入を維持可能です。
🎓 学歴別:年収はいくら違うのか
65~69歳では学歴による年収構造に変化。高専・短大卒が突出して高く、大卒と高卒は比較的近い水準に。
| 学歴 | 2024年年収 | 15年平均 | 月給(2024年) | 賞与(2024年) | 労働者数 |
|---|---|---|---|---|---|
| 高専・短大卒 | 653万円 | 417万円 | 34.1万円 | 244万円 | 250人 |
| 大卒 | 450万円 | 459万円 | 30.9万円 | 79万円 | 620人 |
| 高卒 | 402万円 | 354万円 | 30.2万円 | 39万円 | 620人 |
📊 注目:高専・短大卒が最高年収653万円
2024年は高専・短大卒が653万円で最高年収を記録。これは賞与244万円(大卒79万円の3倍以上)が大きく影響しています。労働者数250人と少数のため変動が大きいですが、宅建士など専門資格を持つシニア人材への高評価を示唆しています。大卒と高卒の差は48万円で、60~64歳(大卒507万円 vs 高卒400万円で107万円差)から縮小。65歳以降は学歴より実績・人脈・専門性が重視される傾向です。
👥 男女で年収の差はいくら?【学歴別比較】
65~69歳では男女間の年収差が大幅に縮小。大卒で19万円の差と、ほぼ同水準に。
| 学歴 | 男性年収 | 女性年収 | 男女差 | 男性月給 | 女性月給 |
|---|---|---|---|---|---|
| 大卒 | 453万円 | 434万円 | +19万円 | 31.3万円 | 28.7万円 |
| 高専・短大卒 | 315万円 | 687万円 | -372万円 | 23.9万円 | 35.1万円 |
| 高卒 | 412万円 | 368万円 | +44万円 | 30.4万円 | 29.8万円 |
✅ 注目:男女差が大幅に縮小
65~69歳では、大卒で男性が女性をわずか19万円上回るのみ。60~64歳と比較して男女差が大幅に縮小し、ほぼ同水準に。高専・短大卒では女性が687万円と男性315万円を大幅に上回っています(労働者数が少ないため変動大)。65歳以降は歩合制・成果報酬型が中心となり、性別より実績重視の傾向が強まります。
📊 過去15年:65歳以上給与の推移
2010年から2024年まで、65~69歳の給与がどのように変わってきたのでしょうか。
📈 解釈: 2024年の全体平均471万円は、過去15年平均393万円を78万円(+20%)上回り、好調な年です。男性大卒は453万円と安定。女性大卒は434万円で男性とほぼ同水準に。労働者数も420人(2010年)から1,960人(2024年)へと約4.7倍に増加しており、65歳以降の継続雇用が大幅に拡大しています。高年齢者雇用安定法の改正により、70歳までの就業機会確保が進んでいます。
📅 年別データ一覧(2010年〜2024年)
過去15年間の65~69歳(不動産取引業)給与データを一覧で確認できます。
男女計・学歴計
| 年 | 月収 | 賞与 | 年収 | 平均年齢 | 勤続年数 | 労働者数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024年 | 32.1万 | 85.7万 | 471.2万 | 67.3歳 | 15.5年 | 1,960人 |
| 2023年 | 28.4万 | 46.6万 | 387.9万 | 66.9歳 | 15.3年 | 1,430人 |
| 2022年 | 29.9万 | 45.7万 | 404.4万 | 67.1歳 | 14.8年 | 1,700人 |
| 2021年 | 28.7万 | 52.1万 | 396.1万 | 67.4歳 | 12.6年 | 1,630人 |
| 2020年 | 33.8万 | 48.2万 | 453.3万 | 66.9歳 | 12.6年 | 2,000人 |
| 2019年 | 29.3万 | 39.4万 | 390.5万 | 66.9歳 | 12.2年 | 850人 |
| 2018年 | 28.1万 | 49.2万 | 386.9万 | 67.0歳 | 12.0年 | 830人 |
| 2017年 | 28.4万 | 33.1万 | 373.9万 | 67.3歳 | 9.4年 | 930人 |
| 2016年 | 34.2万 | 40.5万 | 451.0万 | 67.1歳 | 10.5年 | 800人 |
| 2015年 | 31.3万 | 46.1万 | 421.3万 | 66.8歳 | 13.2年 | 970人 |
| 2014年 | 25.1万 | 26.8万 | 327.6万 | 66.4歳 | 10.5年 | 870人 |
| 2013年 | 25.9万 | 69.8万 | 381.0万 | 67.1歳 | 13.6年 | 660人 |
| 2012年 | 30.7万 | 24.7万 | 392.8万 | 66.8歳 | 13.0年 | 450人 |
| 2011年 | 24.5万 | 43.9万 | 337.6万 | 67.2歳 | 10.2年 | 520人 |
| 2010年 | 24.2万 | 32.7万 | 323.2万 | 67.4歳 | 13.8年 | 420人 |
| 15年平均 | 29.0万 | 45.6万 | 393.2万 | 67.0歳 | 12.6年 | 1,068人 |
男性・高卒
| 年 | 月収 | 賞与 | 年収 | 平均年齢 | 勤続年数 | 労働者数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024年 | 30.4万 | 47.8万 | 412.0万 | 68.0歳 | 11.0年 | 470人 |
| 2023年 | 29.3万 | 35.5万 | 386.6万 | 67.1歳 | 9.4年 | 410人 |
| 2022年 | 30.4万 | 50.7万 | 415.3万 | 66.7歳 | 14.3年 | 500人 |
| 2021年 | 25.8万 | 38.8万 | 347.9万 | 67.5歳 | 14.0年 | 440人 |
| 2020年 | 32.7万 | 40.8万 | 432.8万 | 66.7歳 | 10.7年 | 580人 |
| 2019年 | 28.6万 | 38.0万 | 381.6万 | 67.1歳 | 11.5年 | 250人 |
| 2018年 | 26.7万 | 37.6万 | 358.4万 | 67.4歳 | 9.5年 | 350人 |
| 2017年 | 26.1万 | 29.2万 | 342.7万 | 67.5歳 | 8.6年 | 350人 |
| 2016年 | 29.9万 | 40.1万 | 399.0万 | 67.1歳 | 8.6年 | 270人 |
| 2015年 | 27.5万 | 24.6万 | 354.0万 | 66.8歳 | 11.6年 | 400人 |
| 2014年 | 20.2万 | 29.4万 | 272.2万 | 66.6歳 | 6.2年 | 310人 |
| 2013年 | 30.4万 | 92.6万 | 456.9万 | 67.0歳 | 8.8年 | 290人 |
| 2012年 | 26.9万 | 38.0万 | 361.0万 | 66.8歳 | 8.7年 | 210人 |
| 2011年 | 25.2万 | 44.1万 | 346.7万 | 67.2歳 | 7.7年 | 280人 |
| 2010年 | 22.9万 | 39.1万 | 313.6万 | 66.6歳 | 10.2年 | 140人 |
| 15年平均 | 27.5万 | 41.7万 | 372.1万 | 67.1歳 | 10.1年 | 350人 |
男性・大卒
| 年 | 月収 | 賞与 | 年収 | 平均年齢 | 勤続年数 | 労働者数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024年 | 31.3万 | 77.4万 | 452.9万 | 67.0歳 | 18.7年 | 520人 |
| 2023年 | 31.6万 | 51.6万 | 430.5万 | 66.8歳 | 17.5年 | 500人 |
| 2022年 | 39.4万 | 54.7万 | 527.1万 | 67.4歳 | 16.2年 | 500人 |
| 2021年 | 36.8万 | 63.7万 | 505.8万 | 67.4歳 | 12.3年 | 550人 |
| 2020年 | 38.1万 | 42.6万 | 499.2万 | 66.7歳 | 11.5年 | 730人 |
| 2019年 | 34.5万 | 49.2万 | 463.0万 | 66.9歳 | 9.1年 | 370人 |
| 2018年 | 32.2万 | 55.9万 | 442.0万 | 66.4歳 | 10.4年 | 290人 |
| 2017年 | 34.9万 | 35.3万 | 454.6万 | 67.0歳 | 6.9年 | 370人 |
| 2016年 | 44.9万 | 38.4万 | 577.4万 | 67.0歳 | 9.1年 | 300人 |
| 2015年 | 41.5万 | 75.5万 | 573.8万 | 66.5歳 | 12.8年 | 290人 |
| 2014年 | 31.7万 | 29.5万 | 409.5万 | 66.1歳 | 7.0年 | 330人 |
| 2013年 | 25.5万 | 78.7万 | 384.4万 | 66.8歳 | 18.9年 | 220人 |
| 2012年 | 42.5万 | 9.8万 | 520.2万 | 66.9歳 | 15.1年 | 120人 |
| 2011年 | 27.6万 | 38.0万 | 369.1万 | 66.7歳 | 11.0年 | 70人 |
| 2010年 | 33.4万 | 11.7万 | 412.4万 | 67.2歳 | 18.6年 | 100人 |
| 15年平均 | 35.1万 | 47.5万 | 468.1万 | 66.9歳 | 13.0年 | 351人 |
女性・高卒
| 年 | 月収 | 賞与 | 年収 | 平均年齢 | 勤続年数 | 労働者数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2024年 | 29.8万 | 9.6万 | 367.6万 | 67.0歳 | 11.1年 | 140人 |
| 2023年 | 23.1万 | 74.0万 | 351.7万 | 66.8歳 | 22.0年 | 230人 |
| 2022年 | 19.2万 | 16.7万 | 247.1万 | 66.1歳 | 13.9年 | 70人 |
| 2021年 | 21.1万 | 53.4万 | 306.6万 | 67.9歳 | 7.5年 | 290人 |
| 2020年 | 29.1万 | 104.0万 | 453.4万 | 67.3歳 | 23.4年 | 320人 |
| 2019年 | 20.0万 | 12.9万 | 252.7万 | 66.6歳 | 19.4年 | 160人 |
| 2018年 | 24.9万 | 56.2万 | 355.3万 | 67.2歳 | 21.1年 | 70人 |
| 2017年 | 19.8万 | 28.7万 | 265.7万 | 66.9歳 | 16.9年 | 100人 |
| 2016年 | 20.0万 | 36.3万 | 275.9万 | 67.0歳 | 13.1年 | 110人 |
| 2015年 | 26.3万 | 47.1万 | 362.6万 | 67.3歳 | 17.7年 | 170人 |
| 2014年 | 18.1万 | 14.3万 | 232.0万 | 66.2歳 | 9.3年 | 50人 |
| 2013年 | 16.5万 | 16.7万 | 214.2万 | 67.9歳 | 13.9年 | 100人 |
| 2012年 | 21.6万 | 18.6万 | 278.3万 | 67.0歳 | 26.5年 | 50人 |
| 2011年 | 20.4万 | 45.0万 | 289.9万 | 67.7歳 | 14.4年 | 90人 |
| 2010年 | 20.6万 | 43.2万 | 290.9万 | 68.4歳 | 14.1年 | 150人 |
| 15年平均 | 22.0万 | 38.4万 | 302.9万 | 67.2歳 | 16.3年 | 140人 |
📊 賃貸業・管理業との給与比較:シニア期の実態
不動産業界には「取引業(売買仲介)」と「賃貸業・管理業」があります。65~69歳での給与差を比較します。
| 業種 | 2024年年収 | 15年平均 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| 不動産取引業 | 471万円 | 393万円 | 歩合制、変動大きい |
| 不動産賃貸業・管理業 | ※データ要確認 | ※データ要確認 | 安定性高い、固定給多い |
📊 65歳以上の働き方: 65~69歳では取引業の平均年収471万円。60~64歳(639万円)から168万円(-26%)減少しますが、成果次第では高収入を維持可能。労働者数は約4.7倍に増加しており、シニア世代の継続雇用が拡大中です。長年培った人脈・経験を活かして働き続けるベテラン営業マンが多く、成果報酬型の給与体系のため、実績次第で高収入を維持できます。
⚖️ 65歳以上のキャリア選択:メリット・デメリット
✅ 不動産取引業のメリット
- 15年平均+78万円:好調な2024年
- 労働者数4.7倍:継続雇用拡大
- 男女差19万円:ほぼ同水準
- 成果報酬型:実績で高収入可能
- 人脈活用:長年の顧客関係
❌ 不動産取引業のデメリット
- 60-64歳から-168万円:大幅減少
- 収入変動大:成果依存
- 体力的負担:現場営業あり
- 景気変動影響:市況に左右
- 労働者数少ない:データ変動大
→ 結論: 65~69歳は不動産取引業で471万円と、60~64歳から168万円(-26%)減少しますが、過去15年平均を78万円上回る好調な年です。労働者数は約4.7倍に増加し、シニア世代の継続雇用が拡大。男女差もわずか19万円と、ほぼ同水準に。宅建士など専門資格と長年の人脈を活かしながら、成果報酬型で働き続けることが可能です。高年齢者雇用安定法の改正により、70歳までの就業機会確保が進んでおり、不動産取引業は実績重視のシニア世代に向いたキャリア選択肢です。
❓ よくある質問
💼 関連情報:年齢別・業態別の給与比較
統計データから見えた給与水準を理解したら、次のステップへ。
キャリア目標に応じた選択を支援するコンテンツ:
実際の企業情報、給与体系、福利厚生を確認して、キャリア判断をしましょう。
📋 データ出典・算出方法
出典: 政府統計の総合窓口「賃金構造基本統計調査」(厚生労働省)
対象: 民営事業所(常用労働者10人以上)、不動産取引業、65~69歳
年収算出方法: きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額
データ期間: 2010年~2024年(15年間)