35~39歳で不動産取引業に入ったら、年収いくら?【2024年厚労省統計・学歴別・男女別】

📌 このページについて: 不動産取引業は、売買仲介・代理を行う業種で、宅建士資格が必須です。成果報酬型の給与体系が多く、高収入が期待できます。本ページは、35~39歳で不動産取引業に従事している方・転職を検討している方向けに、実際の給与水準を厚労省統計から分析したものです。

30代後半は不動産取引業でもキャリアの成熟期。営業成績による高収入、管理職への昇進、独立開業など様々な選択肢があります。
厚生労働省の統計データから、学歴別・男女別の給与実態を正確にお伝えします。

データ出典: 政府統計の総合窓口「賃金構造基本統計調査」(2024年) | 対象: 民営事業所(10人以上)、35~39歳
年収算出方法: きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額

💰 2024年最新:35~39歳の給与実績

35~39歳で不動産取引業に従事している場合、2024年の給与は以下の通りです。過去15年平均と比較すると、2024年は大幅に上昇しています。

【2024年】全体平均

732万円

月給46.5万 | 賞与174万

【15年平均】全体平均

615万円

月給39.9万 | 賞与136万

2024年 vs 15年平均

+117万円

+19%上昇

35~39歳で不動産取引業に従事している場合、2024年の年収は約732万円。月給は約46.5万円です。過去15年平均(615万円)と比較して117万円高く、不動産市場の活況と営業成績優秀者の増加が反映されています。

🎓 学歴別:年収はいくら違うのか

35~39歳では学歴による年収差が顕著に現れます。大卒と高卒では約98万円の差があります。

学歴 2024年年収 15年平均 月給(2024年) 賞与(2024年) 労働者数
大卒 784万円 680万円 48.9万円 197万円 11,260人
高専・短大卒 436万円 471万円 29.8万円 79万円 450人
高卒 686万円 513万円 44.2万円 155万円 2,000人

📊 学歴別年収の特徴

大卒が最も高収入(784万円)で、高卒との差は98万円。取引業は営業成績が重視されるため、学歴よりも実績が年収に反映されやすい傾向があります。高卒(686万円)が高専・短大卒(436万円)を大きく上回っているのは、営業力のある人材が高卒に多いことを示唆しています。

👥 男女で年収の差はいくら?【学歴別比較】

35~39歳では男女間の年収差がさらに拡大します。特に大卒で293万円の差があります。

学歴 男性年収 女性年収 男女差 男性月給 女性月給
大卒 871万円 578万円 +293万円 52.7万円 40.0万円
高専・短大卒 549万円 417万円 +132万円 36.1万円 28.7万円
高卒 777万円 423万円 +354万円 49.3万円 29.4万円

⚠️ 重要:男女年収差の実態

35~39歳では、全ての学歴層で男性が女性を132万円~354万円上回っています。特に高卒で354万円と最大の差があり、これは男性の賞与184万円(女性69万円)と成果報酬の差が大きく影響しています。取引業は営業成績が年収に直結するため、案件獲得機会の差が年収差に反映されやすい傾向があります。

📊 過去15年:30代後半給与の推移

2010年から2024年まで、35~39歳の給与がどのように変わってきたのでしょうか。

📈 解釈: 2024年の全体平均732万円は、過去15年平均615万円を大きく上回ります(+117万円、+19%)。不動産取引業は市況に連動しやすく、2019年以降の不動産価格上昇が年収に反映されています。男性大卒は2024年に871万円と過去最高を記録。女性大卒も578万円と上昇傾向ですが、男女差は293万円と依然として大きい状況です。

📅 年別データ一覧(2010年〜2024年)

過去15年間の35~39歳(不動産取引業)給与データを一覧で確認できます。

男女計・学歴計

月収 賞与 年収 平均年齢 勤続年数 労働者数
2024年46.5万173.6万732.0万37.6歳7.9年16,330人
2023年39.2万143.7万614.0万37.6歳8.6年19,100人
2022年42.1万153.3万658.7万37.5歳8.1年15,540人
2021年42.4万176.7万685.0万37.5歳9.2年15,670人
2020年41.5万163.6万661.2万37.5歳8.4年16,280人
2019年41.7万167.1万667.8万37.4歳8.4年10,640人
2018年38.0万145.3万601.7万37.4歳8.6年8,300人
2017年39.0万137.9万605.3万37.5歳8.1年9,410人
2016年39.7万122.4万598.9万37.5歳8.3年10,360人
2015年37.8万105.4万559.0万37.4歳8.3年11,530人
2014年37.8万113.4万567.1万37.5歳8.6年11,410人
2013年38.9万113.8万580.4万37.5歳8.1年10,850人
2012年39.3万104.0万575.0万37.6歳7.7年11,930人
2011年37.8万105.3万559.1万37.5歳8.8年9,420人
2010年37.1万109.7万554.6万37.4歳7.6年9,310人
15年平均39.9万135.7万614.7万37.5歳8.3年12,405人

男性・高卒

月収 賞与 年収 平均年齢 勤続年数 労働者数
2024年49.3万184.4万776.5万37.5歳6.3年1,490人
2023年37.4万94.0万542.8万37.7歳5.9年1,960人
2022年44.1万99.3万628.8万37.6歳5.8年2,070人
2021年40.7万156.7万644.6万37.6歳7.8年1,990人
2020年45.2万104.6万647.1万37.7歳8.2年1,890人
2019年36.4万117.0万553.9万37.4歳6.5年1,390人
2018年35.6万90.4万517.5万37.4歳7.2年1,010人
2017年35.3万109.5万533.2万37.6歳5.4年1,250人
2016年36.4万82.5万519.3万37.7歳6.7年1,510人
2015年37.9万77.6万531.8万37.5歳6.5年1,730人
2014年36.7万79.9万520.1万37.6歳7.4年1,900人
2013年36.5万100.2万538.1万37.5歳8.3年1,520人
2012年43.4万91.7万611.9万37.4歳6.8年1,840人
2011年35.9万107.9万539.2万37.6歳8.7年1,860人
2010年36.0万117.2万548.9万37.7歳6.2年2,090人
15年平均39.1万107.5万576.9万37.6歳6.9年1,700人

男性・大卒

月収 賞与 年収 平均年齢 勤続年数 労働者数
2024年52.7万238.8万871.3万37.7歳8.8年7,900人
2023年45.9万234.3万784.5万37.7歳9.8年7,340人
2022年49.5万211.9万806.3万37.7歳9.1年6,860人
2021年49.2万240.5万830.6万37.5歳10.1年7,790人
2020年47.5万236.3万806.6万37.5歳9.8年7,420人
2019年49.4万236.2万828.6万37.3歳9.3年5,460人
2018年44.7万210.2万746.3万37.4歳9.6年4,120人
2017年45.5万190.1万736.1万37.6歳9.3年4,650人
2016年47.7万170.1万742.6万37.3歳9.0年5,180人
2015年42.9万142.2万656.7万37.5歳9.0年5,210人
2014年44.0万152.4万680.0万37.5歳9.3年5,180人
2013年44.7万154.6万690.4万37.5歳8.2年5,320人
2012年44.1万132.8万661.5万37.6歳8.3年5,600人
2011年44.4万132.2万664.7万37.5歳9.9年4,400人
2010年40.9万128.4万619.4万37.4歳8.2年4,540人
15年平均46.2万187.4万741.7万37.5歳9.2年5,798人

女性・高卒

月収 賞与 年収 平均年齢 勤続年数 労働者数
2024年29.4万69.3万422.6万37.0歳7.6年510人
2023年26.7万50.8万371.4万37.4歳9.3年1,610人
2022年26.4万65.8万382.6万37.3歳6.5年880人
2021年27.3万62.2万389.6万37.7歳6.7年820人
2020年25.3万57.7万361.0万37.5歳4.9年990人
2019年31.0万67.3万439.7万37.6歳6.1年820人
2018年26.6万46.2万365.1万37.8歳6.8年560人
2017年25.7万49.1万357.3万37.7歳5.1年720人
2016年26.4万54.2万370.5万37.8歳6.4年620人
2015年25.3万48.1万352.2万37.5歳5.7年650人
2014年25.8万53.4万362.7万37.7歳8.7年890人
2013年27.5万48.8万378.4万37.8歳7.7年760人
2012年27.4万38.8万367.4万37.6歳5.6年810人
2011年20.2万37.8万280.5万37.7歳5.2年690人
2010年21.7万40.5万301.1万37.2歳5.7年430人
15年平均26.2万52.7万366.8万37.6歳6.5年784人

女性・大卒

月収 賞与 年収 平均年齢 勤続年数 労働者数
2024年40.0万98.6万578.2万37.5歳8.3年3,360人
2023年36.0万95.0万527.0万37.5歳9.2年3,350人
2022年32.6万124.6万515.6万37.2歳9.4年2,820人
2021年31.4万99.9万476.5万37.5歳10.3年2,460人
2020年34.7万100.9万517.8万37.3歳7.5年2,790人
2019年33.0万106.1万502.2万37.2歳8.8年1,640人
2018年31.1万87.5万460.3万37.3歳8.9年1,480人
2017年33.4万93.1万494.0万37.3歳8.4年1,450人
2016年29.2万78.1万428.2万37.4歳8.1年1,700人
2015年33.6万77.3万480.0万37.2歳8.7年1,660人
2014年30.5万93.4万459.4万37.4歳8.7年1,290人
2013年34.6万63.2万478.0万37.3歳7.5年1,340人
2012年33.7万72.0万475.8万37.4歳7.6年1,300人
2011年31.3万63.0万438.1万37.6歳8.1年710人
2010年32.8万95.0万488.6万37.1歳9.8年790人
15年平均33.2万89.8万488.0万37.3歳8.6年1,876人

📊 賃貸業との給与比較:高収入 vs 安定性

不動産業界には「取引業(売買仲介)」と「賃貸業・管理業」があります。35代後半での給与差を比較します。

業種 2024年年収 15年平均 特徴
不動産取引業 732万円 615万円 成果報酬大、高収入可能
不動産賃貸業 650万円 550万円 安定性高い、固定給多い
差分 +82万円 +65万円 取引業は高収入だがリスクも

⚠️ 重要: 35代後半では取引業と賃貸業の年収差は約82万円。取引業は成果報酬比率が高く、トップ営業マンは1,000万円超も可能。一方で市況や営業成績による変動リスクがあります。安定性を重視するなら賃貸業、高収入を狙うなら取引業が適しています。

⚖️ 30代後半のキャリア選択:メリット・デメリット

✅ 取引業のメリット

  • 高収入が可能:年収732万円、トップは1,000万超
  • 成果が収入に直結:歩合給・インセンティブ
  • 独立開業の選択肢:顧客基盤を活かせる
  • 市況好調時の爆発力:賞与174万円
  • スキルの汎用性:転職市場での評価高い

❌ 取引業のデメリット

  • 収入の変動リスク:市況・成績に左右される
  • 営業ノルマのプレッシャー:精神的負担大
  • 男女差が大きい:大卒で293万円の差
  • 残業・休日出勤:顧客都合に合わせる
  • 年齢による限界:体力勝負の側面も

→ 結論: 30代後半の取引業は、高収入を狙える一方でリスクも伴うキャリア。営業力に自信があり、成果報酬型を好むなら最適。安定性を重視するなら賃貸業への転向や、管理職ポジションを目指すことも選択肢です。宅建士資格は必須、さらに不動産コンサルティング技能士などの上位資格が差別化に有効です。

❓ よくある質問

統計データから見ると、主な要因は:(1)成果報酬の差(男性の方が高額案件を担当する傾向)、(2)賞与の差(男性239万円 vs 女性99万円)、(3)月給の差(男性52.7万円 vs 女性40.0万円)です。取引業は営業成績が年収に直結するため、案件獲得機会や顧客アサインの差が影響しています。

統計データから見ると、男性大卒の平均が871万円なので、上位層は1,000万円超を達成しています。条件は:(1)高額物件(億ション、投資用不動産)を扱う、(2)大手デベロッパー・仲介会社への所属、(3)法人営業・投資家向け営業への特化、(4)独立開業でマージンを最大化。歩合率30%以上の会社を選ぶことも重要です。

統計データから見ると、30~34歳(627万円)から35~39歳(732万円)への上昇は約105万円(+17%)。月給は39.0万円→46.5万円(+7.5万円)、賞与は150万円→174万円(+24万円)と大幅増。30代後半は営業経験の蓄積により、高額案件を任される機会が増えることが要因です。

データから見ると、女性大卒の平均は578万円で、男性(871万円)との差は293万円。これを改善するには:(1)高額物件を扱う部署・会社への異動、(2)法人営業・投資家向け営業への転向、(3)女性顧客向けのニッチ市場開拓、(4)歩合率の高い会社への転職。女性営業を積極評価する企業も増えており、会社選びが重要です。

統計データから見ると、2024年のデータが高い(+117万円)のは、不動産価格の上昇と取引件数の増加が反映されています。特に月給が46.5万円(15年平均39.9万円)、賞与が174万円(15年平均136万円)と大幅上昇。マンション価格の高騰により仲介手数料も増加し、営業マンの年収に直結しています。

💼 関連情報:年齢別・業態別の給与比較

統計データから見えた給与水準を理解したら、次のステップへ。
キャリア目標に応じた選択を支援するコンテンツ:

📊 30~34歳の給与実績

30代前半の給与水準を確認。キャリアの成長度を比較できます。

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📚 宅建士資格情報

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📋 データ出典・算出方法

出典: 政府統計の総合窓口「賃金構造基本統計調査」(厚生労働省)
対象: 民営事業所(常用労働者10人以上)、不動産取引業、35~39歳
年収算出方法: きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額
データ期間: 2010年~2024年(15年間)

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