不動産営業の年収は高い?20~24歳の給料を統計で解説【2024年・学歴別】

不動産取引業(売買仲介・販売営業)は、営業成績が給与に直結する業界です。
20~24歳での給与実態を、厚生労働省統計から正確にお伝えします。

データ出典: 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(2024年) | 対象: 民営事業所(10人以上)、20~24歳、不動産取引業従事者

💰 2024年最新:20~24歳の給与実績

20~24歳で不動産取引業に入った場合、2024年の給与は学歴によって異なります。新卒でも営業成績次第で年収400万円に近づける業界です。

大卒男性

398.5万円

月給30.3万 | 賞与34.9万

高卒男性

358.7万円

月給26.6万 | 賞与39.9万

学歴による差

+39.8万円

月給差:3.7万円

20~24歳で不動産取引業に入った場合、大卒男性の年収は398.5万円。高卒男性は358.7万円です。学歴による年収差は39.8万円となります。同年代の管理業(265~294万円)と比較すると、給与が65~100万円高いのが特徴です。

👥 男女で給与に差があるのか【学歴別比較】

20~24歳段階では、まだ男女の給与差は小さい傾向があります。成績次第で逆転も可能な時期です。

学歴 男性年収 女性年収 男女差 月給差
高卒 358.7万 387.1万 女性+28.4万 男性+1.4万
短大卒 349.1万 344.0万 男性+5.1万 男性+2.3万
大卒 398.5万 386.7万 男性+11.8万 男性+1.7万

📊 注目:高卒女性が最高年収

20~24歳の取引業では、高卒女性が387.1万円で最高年収という結果に。賞与が85.5万円と突出して高く、営業成績が反映された結果と考えられます。取引業は成果主義のため、学歴・性別より営業力が給与を左右します。

🔄 管理業との給与差:なぜ取引業は高いのか

不動産業内でも「取引業」と「管理業」で給与に大きな差が生じます。同じ20~24歳でも、年収で65~100万円の開きがあります。

区分 年収 月給 管理業との差 特徴
大卒・取引業 398.5万 30.3万 +133.3万 営業型・歩合給大
大卒・管理業 265.2万 21.7万 基準 事務型・固定給主体
高卒・取引業 358.7万 26.6万 +122.4万 営業型・歩合給中
高卒・管理業 236.3万 20.1万 基準 事務型・固定給主体

⚡ 重要:業種選択で122~133万円の年収差

同じ不動産業でも、取引業と管理業で年収差が122~133万円生じます。理由は給与体系の違い:
取引業 = 営業型+歩合給(成果が直結)
管理業 = 事務型+固定給(安定性重視)

20代前半から高収入を目指すなら取引業、安定を取るなら管理業という選択になります。

📈 学歴別・年別の給与推移(2015年~2024年)

過去10年間の給与推移を学歴・性別ごとに掲載。勤務時間・超過時間・労働者数も含めた完全データです。

📌 年収の算出方法: 月給 × 12 + 賞与 | データ出典: 厚生労働省「賃金構造基本統計調査」各年版

👨 男性・大卒

月給 賞与 年収 年齢 勤続 勤務時間 超過時間 労働者数
2024303,000円349,000円3,985,000円23.51.1161時間12時間7,810人
2023268,500円316,300円3,538,300円23.71.3168時間9時間5,970人
2022276,600円327,300円3,646,500円23.71.3165時間12時間5,880人
2021280,000円332,500円3,692,500円23.61.3166時間18時間6,680人
2020259,000円277,600円3,385,600円23.61.2167時間7時間7,620人
2019280,500円293,400円3,659,400円23.51.1170時間14時間4,150人
2018270,900円354,500円3,605,300円23.71.3169時間17時間3,390人
2017273,000円271,900円3,547,900円23.71.2169時間13時間3,590人
2016275,900円313,200円3,624,000円23.61.3166時間10時間3,310人
2015264,900円239,000円3,417,800円23.61.1168時間10時間3,950人

👨 男性・高卒

月給 賞与 年収 年齢 勤続 勤務時間 超過時間 労働者数
2024265,700円399,000円3,587,400円23.12.3171時間8時間620人
2023226,500円134,500円2,852,500円22.50.9177時間2時間1,260人
2022249,400円305,400円3,298,200円23.01.6183時間10時間840人
2021265,000円390,500円3,570,500円22.92.3176時間6時間710人
2020239,100円377,300円3,246,500円23.02.1166時間8時間600人
2019240,800円224,800円3,114,400円23.22.2169時間7時間420人
2018235,000円257,000円3,077,000円23.32.2177時間5時間470人
2017204,500円103,000円2,557,000円23.01.0175時間3時間820人
2016222,200円351,600円3,018,000円22.91.7175時間8時間510人
2015219,200円133,600円2,764,000円23.01.5176時間7時間440人

👨 男性・短大卒

月給 賞与 年収 年齢 勤続 勤務時間 超過時間 労働者数
2024271,500円232,500円3,490,500円22.31.3163時間5時間100人
2023252,800円208,700円3,242,300円23.41.1170時間1時間100人
2022237,100円111,500円2,956,700円22.40.9175時間17時間210人
2021290,800円323,700円3,813,300円23.21.4150時間15時間70人
2020245,600円286,900円3,234,100円22.31.4176時間5時間70人
2019233,600円384,500円3,187,700円22.81.6173時間11時間270人
2018249,400円268,400円3,261,200円22.51.5173時間8時間290人
2017229,500円108,700円2,862,700円23.01.0178時間4時間460人
2016254,500円336,500円3,390,500円23.01.9169時間15時間230人
2015246,200円263,400円3,217,800円23.31.6174時間11時間320人

👩 女性・大卒

月給 賞与 年収 年齢 勤続 勤務時間 超過時間 労働者数
2024286,200円432,200円3,866,600円23.61.3160時間10時間4,280人
2023257,300円232,900円3,320,500円23.61.3165時間6時間5,440人
2022258,400円332,500円3,433,300円23.61.3166時間9時間4,320人
2021248,300円380,700円3,360,300円23.61.4159時間13時間4,910人
2020239,500円273,400円3,147,400円23.61.2166時間8時間5,120人
2019253,100円310,000円3,347,200円23.71.3165時間13時間2,850人
2018246,200円334,500円3,288,900円23.71.3166時間12時間2,410人
2017247,100円269,500円3,234,700円23.61.2166時間9時間2,700人
2016241,000円319,500円3,211,500円23.71.3165時間9時間2,020人
2015234,300円223,000円3,034,600円23.51.1167時間10時間2,630人

👩 女性・高卒

月給 賞与 年収 年齢 勤続 勤務時間 超過時間 労働者数
2024251,400円854,500円3,871,300円23.42.2165時間3時間510人
2023228,200円289,700円3,028,100円22.82.0168時間3時間660人
2022216,200円433,400円3,027,800円23.33.1164時間7時間590人
2021203,400円756,200円3,197,000円22.91.7168時間3時間620人
2020209,100円393,400円2,902,600円22.22.6169時間3時間530人
2019199,800円294,200円2,691,800円23.22.2161時間6時間290人
2018189,700円228,800円2,505,200円22.82.4168時間3時間220人
2017196,400円303,200円2,660,000円23.32.3169時間4時間380人
2016212,900円265,100円2,819,900円22.72.1171時間5時間330人
2015205,600円254,100円2,721,300円23.21.9175時間4時間510人

👩 女性・短大卒

月給 賞与 年収 年齢 勤続 勤務時間 超過時間 労働者数
2024248,300円460,000円3,439,600円23.32.0161時間3時間260人
2023224,200円111,200円2,801,600円21.61.0175時間1時間390人
2022234,900円289,700円3,108,500円23.12.1174時間3時間610人
2021221,000円379,900円3,031,900円22.71.9171時間6時間470人
2020222,600円311,700円2,982,900円22.31.6171時間1時間330人
2019222,400円445,700円3,114,500円22.82.0167時間8時間310人
2018237,100円399,400円3,244,600円22.81.9168時間8時間420人
2017226,000円363,400円3,075,400円22.81.9170時間5時間310人
2016214,800円298,200円2,875,800円22.61.6169時間7時間420人
2015247,300円379,800円3,347,400円22.82.0169時間13時間1,260人

📊 10年間の推移からわかること

  • 男性大卒:2015年341.8万→2024年398.5万(+56.7万円・+16.6%上昇)
  • 男性高卒:2015年276.4万→2024年358.7万(+82.3万円・+29.8%上昇)
  • 女性大卒:2015年303.5万→2024年386.7万(+83.2万円・+27.4%上昇)
  • 女性高卒:2015年272.1万→2024年387.1万(+115.0万円・+42.3%上昇)

※女性高卒の上昇率が最も高く、10年で年収が約42%増加。取引業は成果主義のため、営業成績次第で学歴・性別に関係なく高収入が可能。

💰 年収400万円を超える条件【統計データから導く】

統計が示す事実:大卒男性の平均年収398.5万円は、条件次第で400万円超も十分可能。
20代前半で高年収を実現するための条件を整理しました。

1

宅建資格を取得する

月給+2〜5万円(年間+24〜60万円)

宅建は取引業の「必須資格」。資格手当に加え、重要事項説明ができることで営業成績にも直結。

  • 資格手当:月2〜5万円が相場
  • 重説担当で成約率UP
  • 入社1~2年での取得がキャリアを左右
2

営業成績を上げる

歩合給で年収+50〜100万円も可能

取引業の給与は「基本給+歩合給」構成。新卒でも成績上位なら高年収が可能。

  • 歩合率:売上の3〜10%が相場
  • 1件成約で10〜30万円の歩合
  • 高卒女性が387万で最高年収の実績
3

給与水準の高い会社を選ぶ

取引業を選ぶだけで+100万円以上

管理業より取引業を選ぶだけで、20代前半でも年収100万円以上の差が生まれる。

  • 取引業:成果主義で高給可能
  • 仲介大手:歩合率高め
  • 新卒でも400万円到達可能

📊 まずは宅建取得から

取引業で高年収を狙うなら、宅建は必須。
資格手当+営業力向上で、20代前半でも年収400万円超が現実的になる。

❓ よくある質問

統計データから見ると、大卒男性の平均は398.5万円で400万円に近い水準です。また、高卒女性が387.1万円で大卒男性に迫っている点は注目に値します。取引業は成果主義のため、営業成績次第で新卒でも400万円超は十分可能です。

2024年の統計で高卒女性が387.1万円と最高年収なのは、賞与が85.5万円と突出して高いためです。取引業は営業成績が直接賞与に反映されるため、学歴・性別に関係なく高い成績を上げた人が高収入になります。これは取引業の成果主義を象徴するデータです。

統計データから見ると、20代前半でも年収差は122~133万円。取引業は高収入だが営業ノルマのプレッシャーあり。管理業は安定性重視で営業プレッシャーが低い。自分の適性(営業向きか事務向きか)と、収入と安定性のバランスで判断すべきです。

入社前に取得できれば理想的ですが、入社1~2年以内の取得でも十分です。多くの企業は「入社後○年以内の取得必須」としています。資格手当(月2~5万円)が付くため、早く取得するほど生涯年収にプラスになります。

統計データから見ると、大卒男性は20~24歳の398.5万円から25~29歳で594.7万円へ上昇(+196万円・約49%増)。取引業は経験を積むことで顧客基盤が広がり、成約率も上がるため、5年間で大幅な年収アップが可能です。

データ出典:厚生労働省「賃金構造基本統計調査」2015年〜2024年

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