資格seek TOP > 看護師ナースseek TOP > 看護師と保健師の違い

看護師と保健師の違い

「看護師」は病院にいるイメージが、「保健師」は保健室にいるイメージがなんとなくあると思います。
どちらも医療福祉系の資格というのは一般的にあると思いますが、保健師と看護師はどう違うのでしょうか。

ここでは、看護師と保健師の違いについて説明します。


二つの資格の共通点。

看護師と保健師の共通点としては、まずどちらも国家資格です。

そしてどちらもその国家試験に合格しないと名乗れない名称独占資格です。

さらに共に保健師助産師看護師法という法律に定められています。

また取得するために行く養成施設も、その多くは大学などで同時取得することが主でしょう。

医療機関等で一緒に働くことになると、接する機会も多いかもしれません。


二つの資格の違い

●保健師助産師看護師法第2条

この法律において「保健師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、保健師の名称を用いて、保健指導に従事することを業とする者をいう。

●保健師助産師看護師法第5条

この法律において「看護師」とは、厚生労働大臣の免許を受けて、傷病者若しくはじよく婦に対する療養上の世話又は診療の補助を行うことを業とする者をいう。

看護師、保健師は共に保健師助産師看護師法に定めれた国家資格であり、資格を持つ者しか名乗れない名称独占資格ですが、一方で看護師は業務独占資格であるのに対して、保健師の保健指導業務は独占業務ではありません。

保健指導は保健師の独占的な職業領域ではなく、健康予防に関する指導は看護師だけではなく医師や栄養士も、保健師と名乗らなければできるということです。

名称独占と業務独占
  名称独占 業務独占
看護師
保健師 ×

●保健師助産師看護師法第7条

保健師になろうとする者は、保健師国家試験及び看護師国家試験に合格し、厚生労働大臣の免許を受けなければならない。

そして、看護師は業務独占資格ですので、保健師は看護師の業務を行うことはできません。ということにはなりません。

なぜならば、保健師は保健師国家試験及び看護師国家試験に合格して、免許を受けている者ですので、看護師の資格を持っています。
ですので、保健師は看護師でもあるわけです。


大学や保健師・看護師統合カリキュラムがある養成施設では、両方の国家試験の受験資格が得られます。 そうすると、看護師資格が必要な保健師にもかかわらず、看護師国家試験に不合格かつ保健師国家試験合格ということも起きてしまいます。
ですので、第7条のような要件が必要となります。

 
  看護師資格 保健師資格
看護師のみ ×
保健師

看護師になるには、大学、短大、専門学校、高等学校など多岐にわたっていますが、近年大学進学者が増え高学歴化しています。

一方保健師になるには、まず看護師資格が必要です。「保健師・看護師統合カリキュラム」がある専門学校があるものの、その進路のほとんどが大学の看護学部になります。

 
  主な養成施設
看護師 大学、短大、専門学校、高等学校など
保健師 ほとんどが大学

保健師は看護師でもあるということで、看護業務は保健師もできます。

  看護 保健指導
看護師 できる できる
(保健師と名乗らなければ)
保健師 できる できる

二つの資格の大きな違いは病気等になる前か後か。

名称や業務の独占、資格の有無などの違いはありますが、よりわかりやすい違いを言うと、病気や怪我になった時にお世話になる人たちが看護師で、怪我や病気をしない為の予防や指導をする人が保健師ということです。

看護師の活躍の場が病院等の医療機関、保健師の活躍の場が保健所や保健室などとなってくることが多いでしょう。

 
  主な活躍の場
看護師 医療機関等で看護業務
保健師 企業、保健室などで予防など保健指導

看護師と保健師では役割や活躍の場で違いが見受けられます。

保健師は看護師資格が必要ということで、看護師の知識経験を生かして、病気や怪我をしない為の予防などの健康指導を行います。

以上により、保健師は看護師の上位資格、プラスアルファの資格という位置付けというわけです。


年収や給料は、保健師のほうが多いようですが、弊サイトには看護師のデータのみありますのでご覧ください。


保健師について詳しくは保健師seekへ

あなたについて教えてください