ここは「個人情報保護士試験」にクローズアップした合格体験記です
- 名前= 高松 大さん
- 資格名= 個人情報保護士
- 年齢= 24
- 性別= 男性
- 血液型= O型
- 取得年齢= 24
- 取得期間= 半年未満
- 形態(専門、独学)= 独学
- 費用、学費(雑費含む・およそ)= 3000円
- 最終学歴= 大学在学
私は、海事代理士という海事法令に係る手続きなどを扱う海事法務事務所を経営しておりまして、クライアントの個人情報を「法律家」という立場から扱っております。
そのため、個人情報の保護に対する強い意識がありましたが、具体的にどういった対策が最も有用なのか、
また、条文だけは中々体得の難しい法律の理解の対策をどう講ずるべきか。
昨今の個人情報の漏洩事件などからも、この課題は非常に重要です。
そういった考えはあったのですが、具体的にどのような方法で学習するのが最も効率的であり、かつ、有用なのか。
そこで、個人情報保護法の理解と、その法律の理解からくる個人情報の管理及び実務的運用をしっかりと学べ、客観的にも「個人情報保護のプロフェッショナル」を認定する「個人情報保護士」を受験することを決意しました。
当たり前の話ですが、絶対に合格してやるという気持ちが肝要です。
それから気持ちの上での覚悟を持つこと。
覚悟についてさらに言及すると、例えば友人と遊んだり会社の仲間と一杯引っ掛けるなどを我慢しなければならないということ。
それから、お金や、人間関係に対する悩みがあるようでは、残念だがかなり厳しい戦いにあることも予想されます。
ですから気持ちの上でも良いコンディションで望めるようにしてもらえればきっと合格できるでしょう。
何度も言うようですが、「 絶対合格してやるぞ!!! 」、この気持ちですね!
まずは、個人情報保護の総論の勉強から始めました。
最初に法2条の定義規定に大きな壁を感じました。
しかしながら、ここは個人情報を理解する上で最も重要ですので、徹底的に何度も何度も条文を読み直し、テキストを見ることで克服できました。
後は、各々の諸制度をテキストをじっくり読んで、過去問を解く。
過去問で解けなかった問題は、再びテキストを読んで、該当条文を六法であたる、これを何度も何度も繰り返しました。
条文をいちいち引くのって面倒くさくない?
ということを感じるかも知れませんが、法律を勉強する上で非常に重要です。
条文を覚えるということは、法律を勉強する上で、とても大切なんです。
根気よく条文を参照する上で、大切な能力が養われるからです。
そして似たような内容の条文あるいは、ごっちゃになりそうな知識は、六法の該当条文に「第○○条に注意」などと書く。
次に、また同じ該当条文にあたった時に、そのメモ書きを見て、ごっちゃになりそうな条文をあたる、こうやってややこしい部分を克服していく。
これが個人情報保護法の最も合理的な攻略法であると自信を持って言えます。
次に、個人情報保護の対策の部門での学習ですが、こちらは大分苦戦しました。
やはり、過去問を何度も何度も解き、わからない部分をテキストを開いて復習する、これに尽きると思います。
個人情報保護士試験は、とにかくこれをやるに尽きます。
むしろ、これ以上広げるのは逆に毒になる可能性があります。
後学のためにはいいでしょうが、試験とそれは別物だからです。
どのような勉強でもそうですが、根気よく何度も繰り返すのが重要だと思います。
ペースとしては、インプットは1週間につき、テキストおよそ30ページ前後の区切りいいところまでです。
試験自体、ややボリュームもあって大変でしょうが頑張ってください。
やり方としては、月曜日にまず大体15ページ前後、区切りのいいところまでテキストをしっかりと学習する。
そして、その学習した範囲の過去問を解く。
どういった区切り方をするかは皆さんの自由です。
次に、火曜日に月曜(前日)にやった問題をもう一度解く。
前日に解いた問題を解くわけなので、比較的楽です。
水曜は、月・火と2回解いた問題をもう一度解く。
2回も解いた問題なので、解いている最中に「これは○○だから不正解だな」といった感じで、かなり楽に解ける。
この「なぜ誤りなんだ」という理由付けが非常に重要です。
ただ単に、正解の肢を見つけるだけでは意味がありません。
肢の一つ一つを正確に理解するつもりで学習することが慣用です。
この際に注意しなければいけないのは、問題を暗記しては駄目です。
それでは勉強にならないでしょう。
何が間違っているのか、関連した知識は何だったかな、ごっちゃになりそうな知識は何だったかな、といった感じで理解重視で勉強してください。
木曜に次の範囲に行きます。
月曜日にやったように、大体15ページ前後、区切りのいいところまでテキストをしっかりと学習する。
そして、その学習した範囲の過去問を解く。
金曜に木曜に解いた問題を解く→土曜に木・金と2回やった問題を解く。
日曜に休憩するか勉強するかは自由です。
翌週の月曜に同じペースでテキスト→過去問という感じで学習する。
およそ3週目の月曜から、学習始めの週の月曜に学習した問題をもう一度解く。
つまり、3週目以降からの学習の比重がグッと重くなります。
しかも、ちょうど3週間ほど前に3回も解いた問題でもあるのにかかわらず意外と忘れているんです。だからこそ時期的に調度いいんです。
次に、一通りテキストの内容を一周した、つまりインプット期間を完了したら、後はアウトプットに全力疾走するのみです。
よく間違える箇所をノートにまとめたり、数字などの細かいところをしっかりとまとめるのです。このペースでの学習をきちんとできれば、およそ1〜2ヶ月での試験の合格が可能です。
やってはいけないのが、「今日は忙しいから、今日の分は明日やればいいや」的なことです。今日やらないものを明日やる保障がありますか?
ないでしょう。
だから自分の心にけじめと言うものをしっかりつけて、やるべきことは必ずやる。これを実践してください。
自分の経営する事務所のホームページにおいて、適切な個人情報の保護方針を、きちんとした理解のもとに打ち立てました。
また、個人情報保護士の称号を得たことにより、クライアントからの信頼を得ることもできました。
船舶の検査・権利移転などの手続き、船舶の免許に係る各種手続き、海や港での権利や営業に関する手続きなどを扱う海事代理士 高松海事法務事務所を経営しております。
「士」である資格ではありますが、国家資格であるいわゆる士業とは違い、その差は格段であると言わざるを得ません。
ただ、クライアントからの信頼を大きく得られることなどから、メリットの方が大きいと言えます。
個人情報の理解は、今やビジネスマンにとっては必須であるといえます。
そういったことからも、今後資格者は重宝されることと思います。
現在、個人情報の保護は企業において非常に重要視されていることは周知の通りです。
しかしながら、必ずしも適切な運営がされているとは言いがたいのが現状です。
皆さんも、本試験を受験することにより、「個人情報の保護」について体系的に身に着けることにより、より適切な「個人情報の保護」を実践できるよう頑張ってください。
どの試験にも共通することますが、とにかく根気よく問題を解き続けてください。
受験する場合は、受験日と申し込み締切日を必ず注意しておいてください。
合格率50%前後の試験です。頑張れば必ず合格できますが、なめてかかれば必ず落ちます。
頑張って下さい!1人でも私の体験談が役立ったと感じていただければ私としては感慨無量であります。
皆様の合格を心より願っております。