ここは「医師国家試験」にクローズアップした合格体験記です
- 名前= メディさん(仮名)
- 資格名= 医師国家試験
- 年齢= 32
- 性別= 男性
- 血液型= O型
- 取得年齢= 26
- 最終学歴= 大卒
- 年収・所得= 1000万円ほど
法律系資格に挫折し、自分は何をしたいのかと考えた時に、 一度、医学を学んでみたいと思ったため。
学費は大学によってピンきりですが、 私が出たのは私大ですので、年間最低500万円はしたと思います。
それに生活費や、書籍代がかかるわけですが、 生活費は家賃を合わせて7万円もらっていました。
私大は、親が医者という人が多いので、ほとんどの友人は バイトをしないでも、十分なお金をもっていました。
私は、医者の家庭ではありませんでしたので、足りない部分はバイトをしておりました。
書籍代は、平均すると月に1万円は使っていたと思います。
実際に受ける試験の過去問を見て、一体何を求められているのかを考えること。
そして、そのための最短の道を常に考えていました。
大学時代は、勉強も大切でしょうが、遊ぶことも大切です。
ですから、遊ぶ時と学ぶ時のメリハリをつけることを常に意識していました。
医師をしています。
研修医時代は、ほとんどの科を経験しました。
長いところで、6ヶ月。短い科ですと1ヶ月です。
そんな短期間では身に付かないという意見を先輩医師から言われましたが、 浅くひろく学ぶと言う意味で、様々な疾患を持った方を診察させていただき、 大変勉強になりました。
一日の労働時間は、朝7時30分から夜の10時くらいが平均だと思います。
これは、一般の企業につとめておられる方とそれほどかわらないと思います。
ただ、残業手当は一切ありません。
月曜から土曜までが仕事ですが、日曜日であっても、 ご家族に病状の説明をしたり、他の病院の手伝いをお願いされたりなどで、 休みの日にゆっくりとした経験はほとんどありません。 あっても月に1回程度でしょう。
お正月や夏休みを経験したことは、ここ数年ないですね。
一般に医師は年収が高いと言われますが、それは寝ないで仕事をしているからです。
おそらく、先生と呼ばれる職種のうち、かなりハードな仕事をしていると思います。
家族との時間を作るということは、10年くらいは考えないほうがいいでしょう。
メリットとしましては、人の命を守る・救う、そのお手伝いをするということで、 やりがいはあります。
まずは、医学部、学生時代についてですが、 テレビで紹介されているほど、みなさん医学生っぽくなかったですね。
所詮、20代前半ですからね。
医局については、私の勤めている病院では、あまりどろどろしいものは ありませんでしたが、派閥は常に存在しています。
まず、旧帝大出身者でないと、教授になりにくいという風習もあるように思います。
・医師過剰や不足があると聞きましたが−
医師過剰については、厚生労働省やマスコミによる情報操作ですね。
あたかも、日本で医師が余っているかのようなデータをみせて
医学部受験生を減らすよう仕向けられたことがありましたが
(最近のことはわかりませんが・・)
あれは、間違いなく情報操作です。
どのようにデータをだしてあるのかを調べれば簡単にわかることです。
つまり、医師は不足しております。(2007年現在の話)
金銭的な問題はあるでしょうが、ゆっくりとできる仕事がしたいです。
これからの医療業界は、ますます厳しくなっていきます。
実際に訴訟を抱えている先生も多くいますし、
本当に疲れ果てている先生もたくさんいます。
自分を犠牲にしてでも、医療を続けたい方のみ取得するべき資格だと思います。
高校の時の成績がよいと、医学部をすすめる高校の先生がいまだにいるようですが、
とんでもない話です。
そんなに甘い世界ではありません。
・看護師とつきあったりするんですか?(笑)−
医師と看護士の不倫は知りませんが、 医師同士の不倫や、医師と講座秘書さんとの不倫の話は結構あります。
しかも、堂々と一緒に歩いているところを患者さんに見つかった医師もいるようです。
看護士に対するイメージは人それぞれだと思いますが、 大学病院に勤めている看護士は、卒業したての若い子も多いですから、 当然、元気がいいようです。
病院近辺の飲み屋さんで、若い女性の集団がいて、元気がよければ 80パーセント以上の確立で看護士さんでしょうね。
彼女達は、当直や不規則な生活に慣れていますから、 ものすごくパワーがあります。
医師国家試験は、年々難しくなっていっております。
より臨床に近い発想が求められる試験になっていますので、 臨床実習を大切にしてください。