施工管理技士とは建築業法27条に基づく国家試験で、施工管理技術検定に合格すると
施工管理技士として名乗ることが出来ます。
建設業法の目的は、建設業を営む者の資質の向上、建設工事の請負契約の適正化を図ることによって、
建設工事の適正な施工を確保し、発注者を保護するとともに建設業の健全な発展を促進し、
もって公共の福祉の増進に寄与することであり、その目的達成の一環として、国土交通大臣は、
建設工事に従事する者を対象にして技術検定を行い、施工技術の向上を図ることとされています。
(国土交通省、建築業法第一条より)
施工管理技士には建設機械施工、土木施工管理、建築施工管理、電気工事施工管理、
管工事施工管理、造園施工管理の6種類があります。
このうち電気工事施工管理技士は電気工事の施工計画作成、工事の工程・品質・安全管理などの
業務を行う資格です。
電気工事施工管理技士には1級と2級があり、
1級は一般、特定建設業で電気工事をする場合の営業所・現場に置くべき監理・主任技術者になることが出来ます。
2級は一般建設業の営業所・現場に置くべき専任・主任技術者になることが出来ます。
この資格試験は実務経験プラス試験合格が取得条件ですが、技術士であると、
学科試験の免除特典があります。
建設業界など
電気工事施工管理技士になるには建設業振興基金が行う電気工事施工管理技士試験に
合格する必要があります。
この試験には1級と2級があり、それぞれ学科試験と実地試験があり、
受験資格にさまざまな条件があります。
合格率は40%台から60%台と受験する年によって多少ばらつきがあります。
受験資格には実務経験の条件など複雑ですので試験概要でお確かめください。
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