脳科学研究の進展により、人間の脳の基盤は5歳ごろまでをピークに形成され、人間としての言語、思想、創造、意思、感情、理性、感性などのさまざまな機能・人格形成の基本的な神経およびシナプス回路は8歳から12歳でほぼ完成すると言われています。
つまり、人間の成長のためには、幼児期における教育、すなわち、“就学前教育”が最も重要と言えるのです。
一方で、万葉の時代から子どもを大切にしてきた日本では、女性の社会進出や少子化・核家族化の進展に伴い、保育・幼児教育機関への依存度が高まり、子育て支援を含めた社会的な要請も大きくなっています。
さらに、家族や地域とのつながりのなかで子育てをする連帯感が薄まりつつあり、子育ての悩みを相談できずにいる保護者も増加しています。
このような状況から、保育士や幼稚園教諭といった保育者には、子どもたちだけに目を向けるのではなく、子育てに悩む保護者とかかわり、解決策をしっかりと提案できる人材が求められています。
私たちは人間として地球や宇宙の恵みに感謝し、自然の営みを大切にするこころを持って、次代を担う子どもを、人間らしく幸せになるように育てる責任があります。多感な乳幼児期におけるさまざまな体験がその後の国家の発展へも大きく影響し、その時期の保育・教育を担う保育者は大きな役割を果たす存在となります。
本学部では、恵まれた都市環境の中で、さまざまな教育プログラムの実践から、子どもたちの自発性や好奇心を喚起し、相手を思いやる気持ちを育むことができる保育者の育成を目指します。
加えて、延長保育や緊急一時保育、乳児保育などの多様な保育、保護者の相談に応じるなどの地域の子育て支援といった現代的社会ニーズにもしっかりと応えられる能力を備えた保育者を育成します。
このような特色・特徴が東京都市大学人間科学部児童学科にはあります。
- 保育士資格
- 幼稚園教諭一種免許状
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