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◆獣医師になるには
獣医師法第3条に、「獣医師になろうとする者は、獣医師国家試験に合格し、かつ、実費を勘案して政令で定める額の手数料を納めて、農林水産大臣の免許を受けなければならない。」とあります。
獣医師になるには、獣医学科のある大学に入学し、6年間の獣医学教育を履修したのち、国家試験に合格し、農林水産大臣の獣医師免許を受けなければなりません。
合格したら、農林水産省に免許の交付申請の手続きを行い、獣医師名簿に登録され、農林水産大臣による獣医師免許証を取得して初めて獣医師としての資格を取得することができます。
獣医師でなければ飼育動物の診療を業務としてはならないという規定があり、動物の健康や生命を預かる側面とともに、人の健康や社会生活をあずかる重要な役割も担っています。
言葉で病状や苦痛を訴えることができない様々な種類の動物をあずかる仕事として、苦労も大きく、幅広い専門的知識が要求されます。
また、動物の飼い方やしつけに対する相談も重要な仕事のひとつとなっており、求められる期待は大きいです。
専門科目は多種にわたり、大学によって設置している科目及び科目名が若干異なりますが、
- 家畜解剖学
- 家畜生理学
- 家畜生理化学
- 家畜薬理学
- 家畜微生物学
- 家畜寄生虫学
- 獣医病理学
などの基礎獣医学
- 家畜内科学
- 家畜外科学
- 家畜臨床繁殖学
- 家畜臨床病理学
- 獣医放射線学
などの臨床獣医学のほか、
- 獣医公衆衛生学
- 家畜伝染病学
- 家畜衛生学
- 実験動物学
- 魚病学
などの応用獣医学について講義及び実習あわせて履修しなければなりません。
獣医師の資格を必要とする国家公務員、地方公務員の場合は、まず、獣医師国家試験に先駆けて行われる公務員試験に合格しなければなりませんが、せっかく公務員試験に合格しても、獣医師国家試験に合格しないと採用されませんので、この点に注意する必要があります。
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