柔道整復師は、厚生労働大臣の免許を受けて、柔道整復を業とする国家資格者（柔道整復師法第二条）で、
ほねつぎ、接骨、整骨、打撲、捻挫、から筋、腱、脱臼、関節、肉離れなどを治療するスペシャリストです。

この資格は柔道整復師国家試験に合格した有資格者しか業を行えない業務独占資格です。
有資格者が行う柔道整復術は日本古来の医術で、柔術における活法に西洋の医学を取り入れて発展してきました。

近年では野球、サッカーなどのプロスポーツ選手のトレーナーとして活躍することも可能。
また、実務経験５年以上になるとケアマネージャーの受験資格を得られるので介護の道も開かれます。

医療系の資格、医師、 歯科医師、 薬剤師 などは社会に出てからキャリアチェンジするのは困難ですが、
柔道整復師の場合、社会人を経験してからの方向転換も容易な方ですので、
柔道経験者（未経験者ももちろん）は目指してみるというのもありといえばありですね。