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◆工事担任者とは
回線端末設備の工事、監督資格
工事担任者とは電気通信事業法に基づく国家試験で、 AI(アナログ)第1種、第2種、第3種、DD(デジタル)第1種、第2種、第3種、AI・DD(アナログ・デジタル)総合種の七種類に分かれています。
この資格は利用者が端末設備等をネットワークに接続する際に、接続工事の実施または監督を行うことを目的とした資格で、業務独占資格です。
以前がアナログ固定電話工事のための資格の要素がありましたが、固定電話の衰退、インターネットの発達、IP電話の登場、アナログから急速なブロードバンド化により平成17年に電気通信事業法が改正され従来の工事の設計・施工・安全・運用・保守管理は勿論、ブロードバンドインフラ構築、情報セキュリティ、など高度化、多様化する端末設備に対応できるITをハードの面から支えるスペシャリストに変わり、まさに現代の情報時代にマッチした資格といっても過言ではありません。
●資格の種類と工事の範囲
AI第1種とDD第1種を合わせた範囲の工事 | |
AI・DD総合種 | アナログ電話回線またはデジタル回線(ISDNを含む)に端末設備等を接続するための工事。 |
---|---|
アナログ電話回線及びISDNに端末設備等 | |
AI第1種 | AI種のすべて |
AI第2種 | アナログ電話回線の場合は、外線(電気通信回線)が50回線以下かつ内線が200回線以下 ISDNの場合は、64キロビット/秒換算で50回線以下(例えば、ISDN1次群速度インタフェースなら1〜2回線) |
AI第3種 | アナログ電話回線の場合は、1回線 ISDNの場合は、基本インタフェース1回線(64キロビット/秒換算で2回線相当) |
ブロードバンドインターネットやIPネットワークなどのデジタル回線 | |
DD第1種 | DD種のすべて |
DD第2種 | 接続点における信号の入出力速度が、100メガビット/秒以下に限られるDD種の工事。 |
DD第3種 | 接続点における信号の入出力速度が、100メガビット/秒以下に限られ、かつ主としてインターネット接続のための回線に限るDD種の工事。 |
◆工事担任者になるには
工事担任者になるには日本データ通信協会・電気通信国家試験センターが行う国家試験を受験し合格する必要があります。
◆どんなとこで活躍するの?
情報、通信、電気、電力業界など
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